マドリードにて セビージャにて フラメンコレッスン 食事レポート エシハとフリヒリアナ
フェリア・デ・ハモン “Aracena” フィンランド かもめ食堂

“Aracena”

生ハム祭りを堪能した後、アラセナの小さな田舎町の散歩に出かけました。

仮に生ハム祭りが無くても、たとえガイドブックに載っていなくても、訪れる人がいるアラセナ。

空気が澄んで壮大な自然に囲まれ、それらの緑を見ながら頂上にある城跡に向かいました。

その町はとても静かで、途中でライダー達に出会いながらも、時間がゆったりと流れているようなところでした。

空は、雲ひとつ無く晴れていて、深い青色がどこまでも広がっていました。

そこには絵の具では決して表現できない空の青、自然の力があることを感じました。

“Tablao(タブラオ)Teatro(劇場)”

「踊る、旅する、そして観る」

なかなか日本でフラメンコを観ることができない私は、スペインに行くとできるだけ多くの人のフラメンコを観に行きます。

タブラオ、そしてteatro(劇場)に!!

 

今回は、私の好きなアーティストの踊りを観る機会に恵まれたと思います。

リズムが面白いソラジャ・クラビホ、表現が豊かで見入ってしまうパストーラ・ガルバン、しなやかさと綺麗が際立ったイザベル・バジョン、全てにおいて貫禄があったマヌエラ・カラスコ。

さらっと言ってしまいましたが、どう表現したらいいのかわからず、、、、、

ひとりひとりに個性があり、感性があり、感情があり、あらためてフラメンコの深さを実感したような気がしました。

単純な表現ですが、フラメンコは踊りである前にその人そのものというか!!(表現力の乏しい私には上手く伝えることができなくて歯がゆいのですが)

 

今回は、技術ももちろん大切なのですがそれ以上に必要なものを肌で感じたような気がします。

それはプロのアーティストだけでなく、セビージャの人やスペイン人の踊りにも魅了されました。

余談ではありますが、セビジャーナスとルンバを踊るdisoteca(ディスコ)に行ったときのことです。

心から楽しんで踊っているスペイン人のルンバやセビジャーナスを観ると、なかなかディスコで踊るという行動をとることができない私ですが、思わず一緒に踊りたくなるような空間がそこには存在していました。

スペインではちょっとしたハプニングもありましたが、全てが実のなる経験になったと思います。

まだまだ滞在したい気持ちは来年の楽しみに残し、ここから本当の休息であるフィンランドの旅に出かけました。

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